So-net無料ブログ作成

レオナルド・ダビンチの絵画、スイスの銀行から押収される [ブログ]



イタリア・ルネサンス期の芸術家レオナルド・ダビンチの作品とみられる巨額の価値がある肖像画が、イタリアから違法に持ち出された疑いがあるとする伊警察の命令により、スイスの銀行から押収された。

伊検察当局は10日、ルネサンス期の公女、イザベラ・デステを描いたこの肖像画が、イタリア国境付近のスイスのルガーノにある金庫室から9日に押収されたと明らかにした。
この肖像画はスイス在住の裕福なイタリア人家族の所有物だと報じられているが、押収時には1億2000万ユーロ(約160億円)で売却する交渉が進行中だったという。

この肖像画がスイスにあることが明らかになったのは2013 年。
スイスの弁護士が9500万ユーロ(約130億円)以上での売却を委託されたとの情報が伊当局にもたらされたことがきっかけだった。

イザベル・デステ

世界的なダビンチ研究家のカルロ・ペドレッティ氏は、この作品はダビンチによるデステのスケッチを油絵として完成させたものと思われると述べた。
そのスケッチはフランス・パリのルーブル美術館に展示されている。

■イザベル・デステとは?
学芸の保護者を生んだことでも知られる、イタリアの有力な貴族の家系であるエステ家の出身のマントヴァ侯妃。

ティヴォリのエステ家別荘

ティヴォリの別荘が、2001年に世界遺産に登録されている。



16歳でマントヴァ侯フランチェスコ2世・ゴンザーガと結婚し、死後は、若年で侯位を継いだ嫡男フェデリーコ2世・ゴンザーガの摂政としてマントヴァを統治。

1500年にフランス王ルイ12世とミラノ公国で会談しフランスとマントヴァとの間に不可侵条約を結ばせることに成功するなど、当時のイタリア情勢で大きな政治的、外交的手腕を発揮した、ルネサンス期の文芸、政治を代表する女性の一人。
その政治手腕は夫のコンサーガが憤慨するほどで、二人の結婚生活の破綻のきっかけになる。
イザベルはコンサーガが死去するまで構う事なく各地を旅行する気ままな生活を続けた。



マントヴァは中世イタリアにおいて存在した君主国であるマントヴァ公国の首都。
フェデリーコ2世が1530年に公爵に昇格したことにより、侯国から公国となった



生まれながらに聡明で、幼いころから高度な教育を受けて早熟な才能の片鱗をみせていた。
優れた知性の持ち主で、古典文学について議論をし、ときには他国の大使たちと国政に関する意見を交わしたこともあった。

さらにイザベラは宮廷に属する画家、音楽家、著述家、学者たちとの個人的な交流も持っていて、それらの芸術を庇護していた。
歴史や語学にも深い造詣を持ち、古代ローマの詩人ウェルギリウスや劇作家テレンティウスの作品を暗唱することもできた。
音楽の才能にも恵まれ、ジョヴァンニ・アンジェロ・テスタグロッサにリュートの演奏を学んでいた。
ダンスもユダヤ人ダンス教師アンブロージオに学び、新たなダンスの発展に寄与したこともある。

ファッションでも第一人者であり、毛皮をあしらった最上質の衣服などを着用していたほか、自身で香水を調香して贈答品として使用していた。
自身の装いはシンプルなもので、少年のような被り物と、乳首が見えそうなほどに胸元を広く開けた豪華な刺繍が施されたガウンはイタリア全土で模倣されたのみならず、フランス王宮でもフランス王ルイ12世妃アンヌ・ド・ブルターニュらが、イザベラのファッションを真似ていた



イザベラは結婚相手であるジャンフランチェスコの武勇に憧れを抱いており、優れた男性だと考えていた。
婚約成立後に数回の逢瀬を重ねるうちに惹かれていき、続く数年間をさらにジャンフランチェスコのことを理解し、将来のマントヴァ侯妃になるための準備期間に当てるようになった。
婚約期間中は、ジャンフランチェスコから贈られた書簡、詩歌、ソネットなどを大事に保管していた。

ソネット

ソネットは14行からなる定型詩


何年も互いを尊敬しあっていたフランチェスコ2世とイザベラの関係は結婚によって深い愛情へと変わっていき、このフランチェスコ2世との結婚がイザベラを「開花させた」といわれる。


結婚後しばらくしてからフランチェスコ2世の妹エリザベッタと親友となった。

エリザベッタ

エリザベッタ・ゴンザーガ。 教養と美徳を兼ね備えた貴婦人として知られた。


読書、カード遊び、田舎への小旅行などをともにし、フランチェスコ2世の不在時にガルダ湖へと遠出し、二人でヴェネツィアへと旅行したこともあった。
関係は終生良好であり、エリザベッタが死去する1526年まで書簡のやりとりが続いている。


異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女  (コバルト文庫)

異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女  (コバルト文庫)

  • 作者: 谷 瑞恵
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/02/25
  • メディア: 文庫



異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵 (集英社オレンジ文庫)

異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵 (集英社オレンジ文庫)

  • 作者: 谷 瑞恵
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/01/20
  • メディア: 文庫



レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 (岩波文庫 青 550-1)

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 (岩波文庫 青 550-1)

  • 作者: レオナルド ダ・ヴィンチ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1954/12/05
  • メディア: 文庫



レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下 (岩波文庫 青 550-2)

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下 (岩波文庫 青 550-2)

  • 作者: レオナルド ダ・ヴィンチ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1958/06/25
  • メディア: 文庫



-----------------------------------------------------------------------------------------------

■みなのダイエットブログ〜健康的な体になるために〜
http://beautyupwoman.blog.so-net.ne.jp/

■CINEMA BLOG
http://cinemalove.blog.so-net.ne.jp/

■腐女子コスプレイヤー活動日誌
http://oukacosplay.blog.so-net.ne.jp/


スポンサーリンク


nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...