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<東京・調布市 小型機墜落事故>墜落機、直前に変更し総重量が上限ギリギリだった? [ニュース]





















26日、東京・調布市の住宅街に小型飛行機が墜落し、3人が死亡した事故の原因究明が続いている。

死亡したとみられる川村泰史機長(36)は、出発前、当初搭乗を予定していた小型機を変更して、操縦かんが2つある訓練用の小型機に変更していたことが新たにわかった。
国土交通省などによると、死亡したとみられる川村機長は、4人を乗せて、大島へ日帰りの飛行プランを立てた際、当初搭乗を予定していた小型機から、墜落した5人乗りの小型機に機体を変更したという。
墜落した小型機は、操縦かんが2つある訓練用に設計されたモデルで、訓練生が教官の指導のもとで操縦できるようになっている。

国土交通省は、川村機長とともに前の座席に座っていたのは、全日空社員の早川 充さん(36)だったとみていて、くわしい状況を調べている。
また、機体の重さなどから高度が十分に上がらなかった可能性があるとみて調べています。

国土交通省によりますと、墜落機の重さは1200kgで、離陸が可能な最大重量は1950kg。
機体には、調布から大島間を飛ぶのに必要な5倍の燃料が積まれていて、これに成人男性5人が乗っていた結果として、総重量は1850kg以上になっていたとみられ、重量の上限に迫っていた。
国土交通省は、機体の重さに風や気温などの気象状況が重なったことで、機体が高度を十分に上げられなかった可能性があるとみている。
フライト前には、機長が搭乗者の体重や荷物の重さなどを計算して燃料の量を決めるのが一般的で、こうした事前の準備が適切に行われていたのかも調べる方針。


そして、小型機は滑走路を離れた直後から機体が左右にふらつく不安定な状態だったことが、国土交通省や捜査関係者などへの取材でわかった。



エンジン出力が不足していると機体が不安定になるといい、警視庁は、滑走中にエンジンなど機体のトラブルで速度が上がらず、十分な揚力が得られなかった可能性があるとみている。

関係者によると、滑走中や離陸直後の小型機が映った映像などから、小型機は滑走を終えて浮き上がった直後、左右に小さくふらつき、そこからいったん右に傾いた後、左方向へ飛行していたことが確認された。

航空機は、滑走中にエンジン故障などの不具合が発生しても、安全に停止できないと機長が判断した場合は、そのまま離陸することになっている。

小型機は滑走路の末端近くまで滑走していたといい、関係者は「滑走中に不具合があり、オーバーランを避けて離陸したが、高度が上がらず失速した可能性がある」としている。

警視庁は28日、27日に行われた現場検証で、小型機の主翼とみられる骨組みの一部などを押収したと発表した。同庁幹部によると、現場からは、小型機の計器類や、ほぼ原形をとどめた状態のエンジンも見つかっている。
同庁は28日も検証を続けるとともに、今後、これらを回収して事故原因を詳しく調べる。


一方、太田国交相は会見で、2015年に入り、小型機の事故が増加していると指摘し、業界団体に対して、運航の安全確保に万全を期すよう指示したことを明らかにした。

小型機は異常な低空飛行
警視庁調布署捜査本部は、小型機が異常な低さで飛行している状況を目撃者が撮影した映像から確認した。
離陸後1分足らずで墜落していることも判明。捜査本部は小型機が正常な高度に達することができないまま失速し、墜落したとみて原因の解明を進めている。

捜査関係者によると、映像は調布飛行場に隣接する野球場で撮影されていた。
離陸直後の小型機が低空で飛行している映像のほか、別の飛行機が通常の高度で飛行する様子も映っていた。
高低差が大きく、捜査本部は小型機が異常な低空飛行をしていたことを示す資料とみている。

捜査本部は「かなりの低空飛行で離陸し、その後、グライダーのように滑空していた」という目撃証言も得ている。
小型機の離陸時間は26日午前10時58分で、警視庁に事故を知らせる最初の110番が入ったのも10時58分。
このため、捜査本部は、小型機が離陸後1分もたたないうちに墜落したとみている。

また、司法解剖の結果、事故で死亡した3人の死因は焼死と判明。
捜査本部は機長の川村泰史さん(36)、同乗していた全日空社員の早川充さん(36)、小型機が墜落した民家の住民の鈴木希望さん(34)とみて確認を進めている。

捜査関係者によると、小型機にはフライトレコーダーは搭載されていなかった。
捜査本部は墜落現場周辺の現場検証を行うとともに、小型機に乗っていた5人のうち治療中の3人の容体をみながら事情を聴き、当時の機内の状況を調べる。

搭乗者でけがをしたファッション誌編集部員の男性(36)の両親は「機内で何が起きていたか、彼と会話ができていない。回復次第、関係機関に協力したい」とのコメントを出した。
アパレルメーカー社員の男性(35)の勤め先の総務担当者は「やけどはひどいが、命に別条はないと聞きほっとした」と話した。


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<記事>
小型機墜落事故 機長、操縦かんが2つある訓練用小型機に変更
墜落した小型機、総重量は上限ギリギリだったか?
<小型機墜落>異常な低空飛行を確認…1分以内に墜落
小型機、滑走時から異常か…離陸直後にふらつき

 

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