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大雨による行方不明者25人に 鬼怒川は堤防改修、着工前だった「重大な災害と認識している」 [ニュース]






















茨城県常総市によると、大雨による行方不明者は午前9時45分現在、25人となったことが判明した。


仙台管区気象台は、11日午後7時30分に宮城県に発表されていた大雨特別警報を解除した。
これで、今回のこれまでに経験したことがない記録的な大雨による「大雨特別警報」は全て解除されたことになる。
ただ、茨城県や栃木県、宮城県の河川が氾濫した地域では、危険な状態となっているところがあるため、引き続き注意が必要だ。


12日午後3時の雨の予想
また、あす土曜日は晴れるところが多いが、あさって日曜日は前線の影響で再び数時間の雨が予想されている。
今回ほどの大雨にはならない見込みだが、地盤がゆるんでいるため少しの雨でも土砂災害が起こるおそれがあるため、厳重な警戒が必要だ。

東武宇都宮線、土台を流され全線運休

栃木県内の東武宇都宮線は、大雨の影響で同県壬生町の水路に架かる橋の土台と橋桁が流され、11日も始発から新栃木—東武宇都宮間が上下とも全線で運休している。
線路が宙づりになっており、復旧の見通しは立っていない。

東武鉄道によると、線路を点検していた係員が見つけた。橋は長さ約7メートルで安塚—西川田間の水路にかかっていた。
東武鉄道広報部は「詳しい調査が必要で、早期の復旧は難しい」と話す。

同県日光市芹沢地区では沢の増水で市道が壊れた。
今市署によると、34世帯69人が孤立。
福田富一知事は自衛隊の派遣を要請した。

一方、裏山の土砂が流れ込んだ同県鹿沼市日吉町の小林敏夫さん(65)方で10日、土砂の下から心肺停止で見つかった女性について、県警は11日、行方不明になっていた妻フミ子さん(63)で、搬送先の病院で死亡を確認したと発表した。
近くに住む女性(55)は「今でも信じられない」と肩を落とした。



堤防付近「越水破堤」の可能性

茨城県常総市の鬼怒川で10日に発生した堤防決壊は、鬼怒川としては栃木県内で起こった昭和24年以来となった。
決壊した堤防付近は「10年に1度程度の大きい水害には対応できない」として国土交通省が改修を計画していた。
全国の河川のうち、治水工事が整備目標に達している事例は「ほぼない」(国交省)といい、整備の優先順位に頭を悩ませている。

午後0時50分、崩れ始めた堤防の幅は20メートルほどだったが、流れ出した川の水に削られてどんどん広がり、午後5時までに約140メートルに拡大した。

国交省関東地方整備局は今回の決壊地点から約750メートル南で決壊した場合の被害想定を作成していた。
想定浸水域は最大37平方キロに及び、場所によって深さ5メートルまで水がたまる恐れがある。
浸水域は人口約2万2千人、約6900戸が被害を受けるという。

「重大な災害と認識している」。
10日午後に記者会見した同局の高橋伸輔河川調査官はこう話した。
同局は午後10時にはポンプ車5台による排水作業を開始。
11日には決壊した堤防の復旧工事に着工するという。

関東地方の大型河川での堤防決壊は、昭和61年に鬼怒川とほぼ並行して流れる小貝川が茨城県内の2カ所で決壊して以来。
同局によると周辺の河川は少なくとも明治時代に整備され、改修を重ねてきた。

国交省は平成24年7月、九州地方の福岡県柳川市の矢部川で発生した決壊を受け、全国の河川を緊急調査。
その際、今回の発生場所は補強対象にならなかった。
ただ、26年10月の調査で「10年に1回レベル」への備えが必要な区域とされ、高さをかさ上げして幅を広げる工事を7年以内に行う計画を決めた。
しかし、用地買収の段階で工事は未着手だったという。

決壊の原因はさまざまなことが考えられるが、関東北部では当時、相当な雨量が長時間、観測された。
決壊時の水位は8.05メートルに及び、氾濫危険水位の5.3メートルを越え、水が流れるギリギリの「計画高水位」とされる7.33メートルをも越えた。
決壊の前後、鬼怒川は計3カ所で水が堤防を越えた。

あふれた川の水で堤防が削られる「越水破堤」が起こった可能性もある。
名古屋大学大学院の戸田祐嗣教授(河川工学)は「堤防の構造や土砂の質などの要因があるので一概に言えないが、非常に大きな雨量によって、あふれた川の水で堤防が崩れることもある」と説明した。



排水作業が始まる

鬼怒川の堤防が決壊して甚大な被害が生じている茨城県常総市の上空からの報告です。

茨城県常総市の上空です。
鬼怒川の堤防が決壊してから24時間以上がたっています。
その中で、懸命の救助作業、ヘリコプター、そしてボートなども使っての人命救助、さらには新しい作業も始まっています。

こちらはポンプ車を使っての作業が行われてます。
ポンプ車からはホースが何本も伸びています。
別の箇所でもホースを3〜4本も使ってこの町の中の水を排水しようという作業が行われています。

少しずつ常総市内を覆っていた水の量はやや減りつつあるかもわかりませんが、ただそれでも、まだ町全体を非常に多くの水が覆っています。
まだ住居なども多くが、水に浸かったままの状態ということです。

常総市によりますと、午前11時現在、592人から救助を要請されているということです。
そんな中、この時間も自衛隊や、そして自治体、警察、消防などのヘリコプターが飛んでいる状況を、ヘリコプターからも確認することができます。

水が完全に引くまでには時間がかかると予想されますが、町全体が懸命の復旧作業、そして復興を目指しています。

地表ごと流れたエリアも・・・
鬼怒川の堤防が決壊し、濁流が流れ込んだ住宅地では、1階部分、土台をすくわれるようにして、20度ほど傾いている家もあった。
その1階あたりを見てみると、1メートルほどの水位があったことがうかがえた。
さらに、強い流れが襲ったエリアは、地表ごと、その上にあった家々は流された。
今は、徹底的に破壊され、跡形もなくなり、かろうじて、車が土の中に埋もれるのが見えるのみとなっている。
そして、道路の先にある電柱も、流れに沿って傾いていた。
道路が完全に流されていて、寸断している箇所もあった。
その先々にある家々では、11日午前から警察隊が中に入り、行方不明者の捜索活動などを続けている。
決壊した場所は、高さ数メートルの土の壁が、ごっそりと濁流に流された。
ここも、やはり跡形もない。
堤防のすぐ近くでも、破壊された場所があり、そこには重機が入り、すでに土を盛るなどして修復作業が進められている。
このあたり一帯は、水が引き、規制も徐々に解除されつつある。
そのためか、住民も様子を見に戻ってきている。
ただ、徹底的に破壊された状況を見てみると、様子を見に来ることはできたとしても、元の生活に戻るには、かなりの時間を要することがうかがえる。




救助された住民らが搬送先の常総市の石下総合運動公園に到着した。

犬とともに救助された人「2階に上がってたんですけど、下が崩れたので、屋根に上がって犬も連れて上がりました。ほんとは犬は置いてくれば良かったのかもしれないですけど、自衛隊の方にお願いしますと言って連れてきました。子どもの犬なので置いてこられなかったので」

避難所となっているこちらの体育館では、朝早くから不安そうに外の様子を確かめる高齢者の姿も見られた。
こちらには10日、濁流の中、住宅などに取り残された人々が自衛隊などのヘリコプターで救助され、次々と搬送されてきた。
ほっとした表情を見せる人がいる一方、中には「救助を待っている間に、車と一緒に流される人をたくさん見た」などと、涙ながらに話す人もいた。

常総市では、10日夜の時点で、約1600人が救助を待っていたという。

こちらの体育館など市内8か所の避難所では約2600人が一夜を明かしたということで、避難生活の長期化も心配される。

<記事>
大雨による行方不明者25人に 茨城・常総市
東武宇都宮線、橋の土台流される 線路宙づり、全線運休
鬼怒川決壊 「10年に1度への備え」着工前
大規模水害 強い流れが襲ったエリアは家が地表ごと流される
堤防決壊現場では排水作業始まる
救助の女性「犬は置いてこられなかった」
「流される人たくさん見た」避難所から中継
宮城県の大雨特別警報が解除

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