So-net無料ブログ作成
検索選択

追悼文を中止された「関東大震災朝鮮人虐殺事件」の被害者は本当に朝鮮人だけ? [ニュース]








今日の話題は東京都知事が韓国で行われる追悼式への追悼文を取りやめたことに主催者が激怒しているものです。



追悼式は1923年の関東大震災直後、被災地で虐殺された朝鮮人らを追悼するものでした。
市民団体の日朝協会などでつくる式の実行委員会が抗議文を発表しました。



■事件の概要
東大震災直後、非常に混乱していたことで民間の自警団などによって少なくとも233人の朝鮮人が殺害された事件です。
他にも朝鮮人に間違えられて日本人58人、中国人3人が少なくとも殺害されています。

民間だけではなく軍によって殺害された人数は少なくとも朝鮮人39人、中国人200人、日本人27人です。

治安維持を各地の警察署に指示した内務省の中に、「混乱に乗じた朝鮮人による凶悪犯罪、暴動などを画策しているので注意すること」という内容がありました。
行政機関や新聞、民衆を通して広まりました。

きっと、信憑性の薄い理由やその内容を利用して差別している者が殺害していったものもあったでしょう。

そして、被害者は中国人、琉球人、一字姓の奄美群島出身の人、東京に来た他の地方の日本人とアメリカ、イギリス出身として東京に来た外国の記者もいました。

またエスカレートしていった結果、朝鮮人虐殺以外にも社会主義や自由主義の指導者を殺害した動きがあり、大杉栄・伊藤野枝・大杉の6歳の甥橘宗一らが殺された甘粕事件も起きました。

また、殺害された人数が増えた理由は「朝鮮人暴動」の可能性を危惧していたため、混乱の収拾と秩序回復を理由として自警団の行為を傍観し、一部は加担したり煽ったりしたそうです。
積極的に殺害行為を止めたときにはエスカレートしておりもう遅い状態でした。

黒澤明は自伝「蝦蟇の油―自伝のようなもの」の中で父親が長い髭を生やしているという理由で朝鮮人に間違われ暴徒に囲まれた話や、黒澤が井戸に書いたラクガキを町の人々が「朝鮮人が井戸に毒を入れたという目印」だと誤解し騒ぎになるというエピソードを書いています。



■なぜ東京都知事なのでしょうか?
私が疑問に思ったのはなぜ国会議員や首相なのではなく東京都知事なのか、という点です。

「近年は都知事が追悼文を寄せてきた」ことから伝統とまではいかないまでも通例になっていたことはわかります。

東京都知事は地方自治体を代表する者です。
国を代表している者でも国会という日本の中心に近い存在でもありません。

確かに悲劇ではあるのだけれど抗議文を出してまで文句を言う相手が間違っている気がします。

東京で被害が大きかったから、とかそういう理由でしょうか?
私は教科書で数行書かれていることを読んだだけでなので勉強不足だからなかなか理解できません。

■小池都知事の勇気
小池都知事は勇気のあることをしたな、と思いました。
もしかしたら国家間の問題になるのかもしれないのに。

追悼文を送った近年の都知事もどのような内容をかいたのかはわかりませんがそれを危惧したのでしょう。

しかしわざわざ「都知事」がやることではないと思うので当然でしょう。
どうせなら首相に求めるほうが効果的でしょう。

大体、追悼文は相手を悼むからこそ出すものだし気持ちのないものは惹かれないと思います。









nice!(15) 
共通テーマ:ニュース
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...