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なんでも「なぁなぁにしようとする家族」と縁続きになれますか?-三千円の使いかた [読んだ漫画/本/雑誌の感想]






三千円の使いかた」を読みました。

女性が直面するお金に関わることを描いた連作短編集です。
とても読みやすくサクサク進みました。


ただ、モヤモヤ~と心に霧がかかったような話があります。

■なあなあの環境で育った彼


美帆の恋人・翔太は奨学金のことを家族に紹介するときにさえ話し合おうとせず「おいおい話し合う」と繰り返す。

家族は家族で紹介しているのに母は良いように言えばフランクで悪いように言えば適当。
父親は息子の恋人に背を向けゴルフ番組。
奨学金を借りている状態なのに乗るかどうかわからないバイクまで買おうとする。
兄もゲームばかりでついぞ恋人ととも話さず。

母親はバイクの話題でお金の話をすると口癖の「マジなのやめようよ」と口にする。


良いように言えばお金に執着がない。
けれど先送りにしては「いけない」事をしている家族。


主人公はそんな彼や家族に違和感を持ちつつ改善していこうとします。


でも私は現実逃避をしているように見える家族と縁つづきにはなれないと思いました。
それにそんな家族環境で育ってきた彼に耐えられるとは思えない。

家族に紹介している時でさえケンカしてでも突っ込んで話し合おうとしない彼に。
これはお金が絡むからこそ。

どうしてもお金の面では何があっても不利になりがちな女性だからこそ厳しいのかも。





■義両親との関係性


お金に加えて義両親・兄弟の態度が良くないことを加わった結婚って嫌だな、と思います。


何百万円もの借金を子どもの学費のためとはいえ本人に相談もせず借りる。
毎月微々たるものでも返すという表現もなかったから最悪だと思いました。

本人に関わることなのに。

どんなに才能があろうともなあなあ家族に育てられた翔太もそんな態度を表すのではないかと思ってしまうでしょう。
せめて無利子の奨学金を借りられるよう発破かけろ!と言いたいです。

結婚って当人だけよくて両親などとは縁切りすればいいという問題ではありません。
いいことも悪いことも至近距離にバックグラウンドが近づいてくる生活です。

連絡を長らくとっていなくても生活保護を受けようとすれば援助を受けられるよう親族に連絡する場合があります。
だから世間は「縁切りした」とは見なしてくれません。

離婚するか夫と死別した女性が書く「婚姻関係終了届」くらいでしょうか?

借金とそんな家族と関係おを持つダブルパンチに加えてそんな面倒なことになるくらいなら他の3000円の使い方をしたい・・・!


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